私が「あったらいいな」と感じ考案したものは、設定した時間に自動でスマートフォンの音量を上げたり下げたりしてくれる装置です。スマートフォン本体、もしくはケースの背面に取り付けて使用します。装置上面についているボタンで、音量を変更する時間とボタンを押す回数を設定することができます。設定した時間になると、音量ボタンの方に伸びているプレスパーツが装置の内側に引っ込み、音量ボタンを設定した回数分押してくれます。装置をつける位置によって、音量を上げるか下げるかを選ぶことができます。
これを見て早々に「いらないだろ」と思った人もいるでしょう。正直これで助かるのは私ぐらいだと自分でも思います。私はしばしばイヤホンを着けた状態で寝てしまうことがあります。いつも早起きできるようにスマートフォンのアラームをセットして寝ているので、もしその状態で寝てしまうと耳に直接アラームが流れ込んでくることになります。元の音量が小さい曲や動画を視聴するとき、友達と通話をするときなどはスマートフォン本体の音量をかなり上げるので、翌朝爆音のアラームで目覚めたこともありました。爆音のアラームは心臓に悪い・・・ということでこの装置を思いつくに至りました。私は音量を下げるという目的で考案しましたがもちろん音量を上げることもでき、使用者本人の目的に合わせた使い方ができます。
他の人にとっての「いらないだろう」は企業は製品化してくれませんからね。自分で欲しいものを実現できることが、ものづくりの良いことです。それに、実際に形になったものを他の人が見ると、欲しがったりするものです。ちなみに私は欲しいです。朝に爆音アラームが欲しいのに音量が落ちてたりするので。。。