今回製作したのは、「自動サイコロ振り機~匙は投げられた~」である。
指パッチンでサイコロ振れたらカッコよくね!?という安易な発想により生み出されたモンスターだ。先に結論から述べると、指パッチンでは反応しなかったため手拍子で起動することとなった。
まず、円盤状に切り出したアクリル板を用意し、受け皿としてそこに穴の空いた円錐形の形も用意する。(このままではさみしいので少し装飾した)。次に、回転させるモータを用意するのだが……
仮組状態で試してみると、手持ちの最も低出力のモータ+1.5Vの乾電池ですら、このようにぶっ飛ばしていってしまった。ちょっとこれでは使い物にならないので、おとなしくサーボモータを使用することにした。
(しかもこの時ギヤが砕ける事故が起きる。)
ということでサーボモータで製作したわけだが……回らない。いや、回っている、回ってはいるのだ。しかし、明らかに限界に近い音とにおいを発している。そしてすこぶる熱い。
一応、サイコロよりも目方が軽い消しゴムで行ったのだが、それでも転がりはしなかった。
最終課題がこのような結果に終わってしまい、非常に残念である。円盤に油でも塗り、摩擦力を下げるべきだったのか、はたまたサイコロが暴れまわるのを覚悟で密封するべきだったのか。反省点は尽きない。