・内容
上部にあるガチャガチャにはボールが入っており、お金を入れて回すとボールが転がって落ちてきます。そのボールをマイクロビットのボタンをタイミングよく押して跳ね返し、アタリに入れて遊ぶゲームです。上のクローバーとスペードに入れば当たり、ハートとダイヤ、もしくは下に落ちた場合はハズレとなります。
・製作過程
3Dプリンターだけを使ってガチャガチャを作りました。ピンボールのデザインを試行錯誤しながら何度も作り直し、ついに完成させました。最初に、Tinkercadで設計に時間をかけて出力しましたが、ボールがうまく回らない、お金が入りにくいなどの問題がありました。それらを解決するために再度デザインに時間をかけ、3つの問題を解決しました。しかし、お金の取り出しやボールの出し入れなどの細部の問題に取り組むためにさらに時間をかけて設計を見直しました。その結果、ボールを簡単に入れられるようにし、内部設計を見やすくするために天井とボール入れを一体化しました。途中で3Dプリンターが故障するトラブルもありましたが、最終的にうまくガチャガチャを作ることが出来ました。
次に、ボールの大きさや跳ね返しの威力から、土台の大きさ、アクリルの大きさ、アタリとハズレの穴の大きさを考慮し、レーザーカッターで切断しました。また、アタリに入りにくい角度と距離を設定して製作しました。さらに、ハズレにボールが入った場合、ゲームプレイヤーが取り出せないように土台の中にボールが落ちるように設計しました。アタリに入るとボールが自動的に自分の方向に転がり出て、土台の外に出て取り出せます。ボールを打つ場所では、サーボモーターを浮かせて使用しました。
・ガチャガチャ本体の設計
・ガチャガチャの回す部分、お金を取り出す部分の設計
・ガチャガチャの蓋、ボールを入れる部分の設計
・マイクロビットのプログラム
・感想
最終課題ということで、これまでの講義で学んだ3Dプリンター、レーザーカッター、マイクロビットを使って作品を作ることはとても楽しかったです。デザインの設計や構想を形にするのはやはり時間がかかりましたが、集中して作業を行っていたため、あっという間に感じました。また、製作の過程で何度も試行錯誤を重ね、思い通りの作品を完成させることができたので、とても良かったです。
・全体の外観
・ガチャガチャの外観
・ガチャガチャの中の構造
・左のマイクロビットを押すと左側の弾くところが反応します。
・右のマイクロビットを押すと右側の弾くところが反応します。
・上のアクリルを上げるとこのようになっています。
・この角度からボールが落ちます。
・このようにサーボモーターを使っています。
・アタリに入ったらこの「当たり!」からボールが出てきます!
・ハズレに入る動画⬇️
少し難しいため、結構な確率でハズレになってしまいます。
・アタリに入る動画⬇️
アタリに入れるのは難しいので入った瞬間よろこんで画面が揺れています笑