最終課題では、第一回課題でアイデアとして出していた「スマホの音量を自動で変えるタイマー」を作ろうと思います。
音量大き目のままヘッドホンをして寝落ちすれば鼓膜を破らんとする勢いのアラームに驚き散らかし、音量小さめのままヘッドホンをせずに寝落ちすればアラームが役に立たず寝坊する・・・
こんな悲劇を止めるべく、この装置の実現を考えました!
1.プログラム(micro:bit)
プログラムの原型は左の写真に決めました。ボタンを押す回数と作動する時間を設定して、なおかつその設定を「モーターを動かす」という動作に影響させなければいけなかったため、変数を駆使してその両方を入力することができるプログラムを作りました。
しかし前回の授業において様々な意見をいただいたため、それを元に改良案を考えています。特に時計の拡張機能は表示を分かりやすくするという意味でも、ぜひ使用したいところです。
2.外装(レーザーカッター)
まずmicro:bit・拡張ボード・電池を格納する部品をTinkerCADでモデリングしました。A・B・リセットボタンを押すための穴と画面を表示するための穴、サーボモーターのコードを通すための穴が開けてあります。電池をしまうスペースが欲しかったため、micro:bit及び拡張ボードの脇に電池をしまうことができるようなスペースを設けました。なお、内部の機器類の固定方法は未定です。
一枚目の画像は各パーツをSVGデータに変換したものです。5mmの桐材をレーザーカッターで切断して組み立てるつもりで設計してあります。切断は「速度200,出力90,回数1」の設定で行う予定です。レーザーカッターの設定は過去に投稿されていたものを参考にしました。
3.外装(3Dプリンター)
次に装置本体をスマホに固定するアームと、A・B・リセットボタンを押しやすくするための延長ボタンをTinkerCADでモデリングしました。アームは長さを自由自在にするためにこのような形にしてあります。R(リセット)ボタンだけが短いのは、micro:bitの背面を外装に密着させて固定しようと考えているためです。これらは3Dプリンターで造形する予定で、合計でおよそ4時間かかります。