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MAKERS-EDU
フォーラム記事
蓮子 督人
ものづくり少将
2024年8月07日
In 【終了】ものづくり入門2024
太陽が燦燦と照り映える、夏の暑い8月となりました(投稿遅い)。いかがお過ごしでしょうか。そんな暑い季節を涼しく過ごせたら良いですよね。涼しいといったら何でしょう、水?風?あまいあまい。夏だからといって、夏の風物詩で考える必要はないんですよ。夏だから暑いんです。だったら、気持ちも心も感情も、何もかも冬にしてしまえば良い。私が最終製作課題として選んだのは、【雪の結晶の時計】です。頭の中では完成されています。その製作過程をお見せしましょう。
【構想】
前回の記事に投稿したように、構想はこんな感じでした。僕はまず土台となる『雪の結晶スタンド』を3Dプリンターで製作しました。
【製作過程1 雪の結晶スタンド】
良い感じに模様をつけながら、「それっぽい」スタンドをTinkerCADで製作しました。高さ14cm、横幅9cm、厚さ4cmと、小柄なスタンドです。ですがそれくらいの方が、置物インテリアとしても併用できるかなと思い、そうしました。
今回名前は忘れましたが、透明なやつ、使いました。「雪の結晶」というイメージに一番近いと思ったからです。UltiMakerCuraでスライスしてみると、7時間52分と出てきました。3Dプリンターで出力し、穴の数だけサポートがあったので1時間以上そのサポートを引っこ抜く作業していました。今回の製作で最も苦労したポイントです。その影響もあって多少雑に見えるところもあるのですが、逆につらら感あって良いですよね。とにかく柔らかくて、大変でした。でもなんとか壊れることなく、土台を完成させられました。
その後、針金を購入し、雪の結晶の角(?)の部分を作りました。ここは特殊な道具や技術は使わず、生来の手作業型ものづくり(?)の力でぐりぐり作りました。
ぽくない!?ぽいよねぇ。ぽいって言ってよ。
更に増やしましたが、ちょっと……きもかったので加えた6本は1週間後に取り外しました。
【イメージ参考】
前回の記事にも書かせていただいた通り、今回の製作は、Wiiソフト『毛糸のカービィ』に強く影響を受けています。ステージ5-4『ゆきのかんらんしゃ』のステージ入口や、ステージ内で手に入るたからもの『ゆきのけっしょうのとけい』をモデルにした製作を目指していました。まあ現実はあまくないってね。なぜ雪の結晶にこだわったか、だって雪って綺麗で神秘的でしょ?
【製作過程2 サーボモーター】
かつて、動かなくてキレて分解したサーボモーター……。しかし今回こそはうまく作動させてやるぜ!!具体的には、『時計』の部分ですね。やはりチクタクと動いてる姿は、メカメカしてて心が躍りますよね。別に楽しい要素はないかも知れませんが、少しでも「自分がものづくり戦士として存在していた」証を残すには時計が良いと思いました。サーボモーターの具体的なプログラムはいかの通りとなっています。
これはプログラム全体です。
時計に関するプログラムはこの2か所ですね。サーボモーターの最大の弱点、それは「180度までしか動かない」ということです。その弱点をどう克服したか……僕は克服しませんでした。180度、普通の秒針で考えたら30秒ですね。なんか30秒の時計というのも個性があって良いのではないかと感じました。時間を見るための時計というよりかは、砂時計、ストップウォッチなどの時間を測るための時計ですね。より実用性を感じてもらうために、ぬるっと『キッチンタイマー』に構想をチェンジしました。今回、作品タイトルにこだわりや矜持はありません。
変数や繰り返しを利用してプログラムを組みました。変数がなぜ-6ずつ増やすようになっているかというと、1周360度÷60秒で6度であり、6度ずつ増やすプログラムだと反時計回りにサーボモーターの針が動いてしまったので、マイナスにすることによって逆方向に動くようにしました。
これで、秒針のプログラムは完成です。たまに誤作動等もありましたが、電池を変えることでスムーズに動きました。チクタクと針を刻んだ様子を最初に見た時は普通に感動しました。この僕が……時計を発明しちゃったんだぞ?
ですが、時計だけだと寂しいと思った僕はサブ要素でおみくじを追加することにしました。これに関しては、はじめてmicro:bitを使った時につくった『はすこおみくじ』のプログラムを再利用して、10分の4、10分の3、10分の2、10分の1の確率で凶・小吉・中吉・大吉が当たる仕組みにしました。音楽と、サーボモーターの針の振れ具合で、何が出たかがわかるようになっています。これは、ほんとサブです。なんか未熟な分、いろんな要素があった方が良いかなと思ったんです。
【製作過程1.5 蓋】
実は、スタンドの真ん中の穴にカポッとはめられる蓋も作ったのですが、サーボモーターを直に釘で固定することができたので、この案は没になりました。
【製作過程3 micro:bitふたたび】
30秒たったらちゃんとわかる仕組みがもう一つくらいほしいと思いました。また、「雪の結晶」もっ形だけじゃないかと。そんな悩みを同時に解決するアイデアがありました。
今まであまり使っていなかった、micro:bitの音が鳴る機能を使って、30秒たったら『ゆきやこんこあられやこんこふってもふってもまだふりやまぬいぬはよろこびにわかけまわるねこはこたつでまるくなる』が流れるプログラムを組みました。正式名称がよくわかりませんね。実は滝廉太郎と文部省が関係するある種の都市伝説のようなものがあるんです。まあそんなのどうでもよくて、とにかく雪を連想させる簡単な曲だったので、1音1音はめました。
また、プログラムをよく見ていただければわかるのですが、「デジタルで出力する端子」ブロックも使って、LEDライトも点灯するようにしました。プログラム上はただ光るだけだったのですが、実際動かしてみたら、曲のリズムに合わせて点滅していて、よきせぬおしゃれポイントが出てきました。原因はよくわかりませんが、逆によきなのでスルーしました。まあそういうこともあるよね!!土台の素材が透明な分、青い光も綺麗に浸透してとても良い感じです。
【完成】
こちらが完成した『30秒後に雪が降るキッチンタイマー』です。秒針の針はストローで、正面から見て右側の穴にLEDライトがあります。※動かしている動画を撮り損ねてしまいました。もしこの先動かす機会あったら、撮って再掲いたします。
【改善点】
作品発表会では、たくさんの方にあたたかいお言葉をいただきました。また、研究室の方々からは、更なる向上のためのアドバイスをたくさんいただきました。穴のところにアクリルスタンドをはめてみるのはどうか、モーターによる回転で扇風機にしてしまえば、気分だけでなく実際に涼しくなれるのではないか、まもちゃんからも、半周から戻ることによって1分にできるとアドバイスをいただきました。より素敵な『もの』へと進化させるためのアドバイスをたくさんいただけて嬉しかったです。余裕があったら改善してみようと思います。
【感想】
今回、最終製作課題ということで今まで学んだ技術を活かして作ってみました。ほかの皆の作品が凄すぎてなんとも言えないところもありますし、自分でももう少しいろんなアイデアでこだわれたところもあるのではないかと思うったので、満足度的には75%くらいといったところでしょうか。でも、やっぱり、自分が作りたい!と思ったものを形にするという過程、そして実際に形にしたという達成感、これらは本物です。『ものづくり』としての誇りを、製作を通じて感じることができたのではないかと思います。今回の授業の経験は必ず今後に活かされると確信していますし、将来必ず役に立てることをお約束いたします。
【テンション任せで始めたドラマも完結させておかなければ……】
ものづくり本部最高幹部会……ここでは数年に一度、司令による推薦者がものづくり大将への下剋上を果たすべく、作品発表会という名のbattle of the productionが行われている。(君の)前前前回くらいの話で、イナゲ中将の引退により、新しく中将へと昇格した蓮子。本部最高司令官ソウブからこの発表会に声がかかったのは、まだ少将のバッジが更新されていない時期であった。蓮子は千葉駅にある本部で、『30秒後に雪が降るキッチンタイマー』を発表した。
蓮子中将「……これが私の作品だ。」
????「なるほど。確かに初々しくておもしろい作品だ。だがそれで大将の座は譲れないんだぜ。」
突如、現れた大柄の男。彼こそ、大将の座に君臨する、ものづくり界に名を馳せる最強戦士。
ソウブ 「君ほどの男が遅れてくるとはいったい何事かね?アーバンパーク君。」
アーバン「作品の試運転に時間がかかってしまいました。遅延ってやつです。」
ソウブ 「それでは現大将、作品の説明を。」
司令の言葉を受け、アーバンパークと呼ばれたその男は私に向き直り、いきなり長々と喋りだした。
アーバン「はじめましてだね蓮子君、私はアーバンパーク・ヒガシタケ。未だ私の最高傑作は誰にも破られていない……前大将だったノダ大将を打ち破った10年前からな。ところでひとつ君に質問をしよう。君は日常に蔓延るあらゆる『もの』の作者を知っているか?答えはNOだろう。そう優れた作品は当たり前に世間に浸透するのさ。そのほとんどが、作った人のことなど知られない。君の作品は『自分の色』が強すぎる。『雪の結晶をイメージしてほしい』というのは自分のエゴではないだろうか。」
質問と言いつつ回答の暇を与えず断言。はっきり言って嫌いだ。そう顔をしかめた私に、アーバンパークはもうひとつ質問を投げかけた。
アーバン「ところで君は、柏出身だったかな。柏から千葉まではどうやって行くんだ?」
蓮子中将「東武野田線で船橋まで行き、そこから総武線で千葉まで行きます。」
アーバン「東武野田線と総武線……その通りだな。ところで、君は平成26年から東武野田線の名称が変わったのを知っているか?」
蓮子中将「……東部アーバンパークライン。」
アーバン「それこそ、私が提出する作品の名前だ!君は戦場に来る前に既に、敵の作品の実用性を証明してしまっていたのだよ!!」
ソウブ 「……勝負あったな。」
なんだかよくわからないが負けてしまったらしい。こうして私は、ものづくり大将になることはできなかった。
ソウブ 「『自分の色』の強い作品、私は嫌いじゃないがな……。」
去り際に呟いた司令の一言を私は聞き逃さなかった。私の『ものづくり』はまだ始まったばかりだ。私の『ものづくり』大学生活は、これからも続く―――。
『ものづくり入門』の授業は本当に楽しかったです。ありがとうございました。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年7月09日
In 【終了】ものづくり入門2024
イメージ図↓
【構想】
おしゃれな時計スタンドを作ろうと考えた。おしゃれと言えば雪の結晶だとは思わないかね。基本的には『1分を測る時計』である。ボタンを押したら、5秒ごとにサーボモーターによって針が動作することで時計の役割を果たすことができる。3Dプリンターでどこまで形を作ることができるかはわからないが、ある程度の土台は3Dプリンターで製作する。針が重なるところをアクリル板で製作する。(それによって、できるかわからないがライトアップの仕組みを付けられた時に綺麗に映ると考えた。)細かい設定はまだ全然考えてはいないが、イメージとしてはそんな感じである。
当初は、 雪の結晶×観覧車※ ×時計を作ろうかと考えていた。しかし、観覧車の形があまりにも飾りでしかないと思い、とりあえず雪の結晶×時計だけのイメージを考えた。
※Wiiのゲームソフト『毛糸のカービィ』のステージ5-4『ゆきのかんらんしゃ』のステージ入口を想像してもらえるとわかりやすいのではないだろうか。
製作を進めていく中で形の変化がどんどん起こるのではないかと思う。しかし基本的にはおしゃれな時計スタンドを作るという構想は変わらない。つもり。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年7月02日
In 【終了】ものづくり入門2024
サーボモーターが動きません。
プログラムも接続も合ってるはずなのに
サーボモーターが動きません。
マイクロビットにはプログラムが送られているのに
サーボモーターが動きません。
剣道のイラストが男の子を叩くという作品を作ろうとしたのですが
サーボモーターが動きません。
接続したらヴィ――――ンって音は鳴るのに
サーボモーターが動きません。
電池の触角をつなぐ先も全て試しましたが
サーボモーターが動きません。
最終的にキレてサーボモーターを分解しました。
細いねじをドライバーで外し中身を出しました。
手がべとべとしただけでした。
戻せなくなりました。
サーボモーターが動きません。
作品できたら投稿します。すみません。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年6月25日
In 【終了】ものづくり入門2024
分解の時は来たり!僕の名前は蓮子督人、千葉支部所属のものづくり少将だ。先日、僕が所属する支部が何者かによって襲撃を受けた。被害ははっきり言って尋常じゃない。建物が一部分解され、そして僕の先輩にあたるイナゲ中将もタンパク質を分解されてしまったらしい。こんなの悪魔の所業だ……。いったい誰が……!その時、部下のニシチバが息を切らしてやってきた。なにやら資料を手に持っている。
ニシチバ「少将……!支部を襲撃した犯人はこいつです!」
蓮子 「『デンシャノ・シンゴーキ』…こいつが…!!」
①製品のレビュー「電車の信号機」
僕が選んだ製品は、三つの光が縦に並んだ電車用の信号機です。ボタンを押すと青が光って数秒後に点滅、次に黄色が光ってまた点滅、次に赤が光ってまた点滅し、青に戻る…というのを繰り返します。ボタンをもう一度押すと、三つの光が連続して光るパターンに変わり、更に押すと速度が変化します。この信号機で試せる動きはその三パターンのようです。
実際の信号機では、黄色や赤は点滅しないと思いますし(電車用だとわかりませんが)、用途は不明です。シールが曲がって張り付けられていたのもポイント高いですね(アイロニー)。ですが、インテリアとして置いておくとなんか面白いですし、何より子供用のおもちゃであると考えたら完成度が高い製品なのではないかと思います。僕も昔電車好きでプラレールとかたくさん持ってましたから。そういう別の電車のおもちゃと一緒に使うことで真価を発揮するのかも知れませんね。
『デンシャノ・シンゴーキ』が犯人とわかった以上、ものづくり少将の名にかけて倒さなければならない。そのためには、奴の身体の構造・動作の仕組みを予想し、戦況を有利に進める必要がある。
②中身の構造や動作の仕組みの予想
こちらが行う動作はボタンを押すということのみです。したがって、本体の中にボタンが押されたことを認知する装置があり、押されたら中のLEDが光る仕組みになっていると考えられます。二回目、三回目、四回目と、押された回数に応じて異なる光り方・消え方になるようにプログラムされているということも加えて考えられますね。前回の課題であるアクリルライトと似たような仕組みだと思いました。
そうして僕は、『デンシャノ・シンゴーキ』と対峙した。やられたらやり返す……恩返しだ!!!
分解してやった。ざまあねえな……!思い知ったか!!
③分解する作業に対しての感想
「分解」という作業を正直はじめてやったと思います。おもいがけず破壊しちゃったてへ♡みたいなのは何度もありましたが、自分で意図的に分解していき、中の構造を探っていくというのははじめてで楽しかったです。ものづくりはものをつくりますが、構造を知り、理解を深めるために分解していくという作業も大切なんだなということがわかりました。
千葉支部に喧嘩を売ったこいつは許さない。僕は完膚なきまでに分解してやった。
見るも無残な姿だな。
④分解した製品に対する感想
実際に分解してみて、確かに回路らしきものがあってテンションが上がりました。
勿論すべてが予想通りなこともなく、「このようにコードで繋がっていたんだ」や「このようにボタンになっていたんだ」など、分解してみないとわからない構造を見つけることができました。そして思ったよりも複雑すぎる、ということはないんだなと、印象に残りました。
『デンシャノ・シンゴーキ』撃破後、分解された千葉支部は復旧作業に入っていた。
ニシチバ「少将、何をやっているんですか?」
蓮子 「奴のはく製をつくろうと思ってね、CADでモデリングをしているんだよ」
ニシチバ「そ、そうすか…。そういえばさっきソウブ司令が呼んでましたよ」
蓮子 「え…?司令が…?」
⑤モデリング
こちらがモデリングしたものになります。本当は回路がもっと細かいと思いますが、とりあえずコードやLEDがわかるようにデザインしました。難しかったです。ボタン?らしきところが赤いコード繋がっていたり、回路の上部では黒いコードと赤いコードが裏面と繋がっていたりとところどころ細部にこだわって作りました。
千葉支部 最高司令官ソウブ…通称『J・R・ソウブ』。彼は蓮子に対し次のように話した。
ソウブ「イナゲ中将だが、今回の襲撃でタンパク質を分解されたことによりものづくりを引退するそうだ」
蓮子 「タンパク質を分解されたなら……しょうがないですよね……イナゲさん……」
ソウブ「そこでだ、空席となったものづくり中将のポジションだが、今回の功績を称え君に任せたい」
蓮子 「そんな……!僕では役不足です!」
ソウブ「それ使い方間違ってるよ?謙遜になってないよ?」
蓮子 「あってます!僕は中将で止まるような男じゃない!いずれは大将にだってなりますよ!」
ソウブ「えーめっちゃ言うじゃん……」
今回の制作により、ものづくり少将 蓮子督人は、【ものづくり中将】に昇格した。
蓮子が司令室を去ったあと、ソウブは誰かと連絡をとっていた。
ソウブ「……ということだ、君もいずれは彼と戦うことになるのではないか?」
???「ものづくりのもの字も知らない若造に負けるほど、私は怠けてませんぜ…」
ソウブ「さすが、大宮から船橋まで走っている男は違うな……」
???「そう簡単に大将の座は譲れませんのでね……」
……To be continued.
※現在時刻3:04、深夜テンションです。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年6月17日
In 【終了】ものづくり入門2024
北半球は青かった。
僕の言葉です。
こんにちは、地球は美しいと思ってます。蓮子です。地球には季節というものがあります。各季節によっていろんな情景、風物詩というものがあります。日本の季節は春(はる)、夏(なつ)、秋(あき)、冬(ふゆ)で構成されていて、四季と呼ばれます。そんな四季が光に照らされたら素敵ですよね。そう思って私は地球をイメージした丸い形のスタンドを作り、四季を楽しめるアクリルライトを作ることにしました。
【製作過程】
まず南半球です。前回同様ティンカーCADで設計し、3Dプリンターで土台を作ります。時間は1時間12分ほどだったと思います。前回は簡素なちくわでしたが、今回は星の柄をつけてみました。また、背面にはLEDライトを入れるようの穴も設計されています。
次に北半球です。4枚のアクリル板を使って四季を表現することにしました。
左上が春、左下が夏、右上が秋、右下が冬です。それぞれの季節っぽいイラストをカタログで探したのですが限界がありました。そこで目をつけたのが、「絵文字」です。テキストのところで「ちょう」や「イルカ」と打つと、「🦋」や「🐬」が出てくることを利用しました。絵文字もかなり綺麗にかたどられるので、素晴らしい発見だったと思っちゃってます。直接切り取るところはスピード600、パワー100、削るところはスピード4000パワー30、どちらも回数は2回です。毎度のごとくおかしいくらいに製作が早い吉留征吾くんの投稿を参考にしました。
実際のアクリル板(裏面)がこんな感じです。
あとは南半球と北半球を合体させて、micro:bitとLEDライトで照らせば完成です。それでは私の作品、青い四季の地球の球(Blue All Seasons Earth Ball)、略してbase-ballを、私の俳句とともにご覧ください。
【春の花畑】
桜舞い ちょうちょも舞うが 僕も舞う
青い光が綺麗でテンション上がりますね。
【夏の海】
暑すぎて 海に飛び込む 入夏(イルカ)かな
個人的に夏の作品お気に入りです。イルカはマイトレードマーク。
【秋の木陰】
キノコの木 この木のキノコ キノコの子
俳句は意味がわかりませんが葉っぱやキノコがいい味ですよね。
【冬の雪景色】
雪だるま お風呂に入れたら 湯気だるま
この俳句を捻り出すのに時間がかかりました。意味は聞かないでください。聞いてもありません。
【感想】
今回はかなり力作ではないかと思います。地球をイメージした形もおしゃれですし、四季を表現したのがグッドだったのではないかと思います。レーザー加工、micro:bit、3Dプリンターの合成作品ということで気に入った作品ができて嬉しかったです。
一番上の写真は、4枚のアクリル板を重ねて青い光で照らしてみました。まさに「北半球は青かった」ですね。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年6月10日
In 【終了】ものづくり入門2024
こんにちは。
Dynamic Dangerous Dinosaur でおなじみ、3D男子の蓮子・ザウルス・督人です。恐竜といえば、イヤホンですよね(?)
僕は普段イヤホンを使うのですが、いつも持っていくときにぐちゃぐちゃに絡まってしまうのに悩まされていました。今回の課題について悩んでるときにそのことが思い浮かび、ストッパーのようなものを3Dプリンターで作れるのではないかと考えて、作ることにしました。さっそくですが、完成品の写真です。
いやちくわやないかい
【作り方】
モデルはティンカーキャドで作りました。高さ(長さ)5cm、円直径3cmの円柱で、中は空洞です。穴は1.5cm、2cmの楕円形にしてあります。
【工夫点】
中の空洞が実は2段階になっていて、穴付近は幅が狭く、真ん中はさらに広いスペースになるようにしました。(広いスペースは直径2.5cmの円です。)イヤホンを上の写真のようにはめこんだ際に、スムーズに入れられるように真ん中を広くしたのと、外にすりぬけないように穴付近を狭くしました。
キャドの状態で既に安定していたので、そのままプリントしました。サポートをつけたことによって、真ん中の広い空洞と穴付近の狭い空洞の差の分だけ、仮の塊がありました。
制作時間は58分、途中でスピードを上げたのでもう少し短いと思います。
【感想】
今回はじめて3Dプリンターを使いましたが操作が難しく、既に完成させていた征吾くんに教わりながらやりました。実用的に使えるものとしてイヤホンを収納できる円柱を考えましたが、もう少し工夫点や凝ったデザインを考えることもできたのではないかと少し反省してます。あまりにもちくわです。
ですが、3Dプリンターが作品を作り上げていく様子はやはりおもしろく、立体的なものを自動で作り上げていくというのが今までの加工とは違って印象的でした。操作方法の復習や、プリンターが作り上げていく様子の観察といあ意味では、作品自体に伸び代はあるものの、有意義な課題実習だったと思います。悩みのひとつであったイヤホン絡まりは少しは解消されると思います。普通に今日から使ってます。
次3Dプリンターを使うときはもう少し形を複雑にして、完成するかしないかのスリリングを味わえるくらいの余裕を持って頑張りたいです。それこそ少将としての責務、精進せねばならぬ。
【追記】
家に持って帰ったら、クリームやらや温度計やらいろいろ挿すものとしての役割が強かったです。伝票入れにも使えそう。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年5月27日
In 【終了】ものづくり入門2024
共同制作者:吉留 征吾・小池 満
【概要】
我々は3つのmicro:bitを連携させて、同時にじゃんけんしながら一方が必ず勝つことができる、『あとだしじゃんけん』を考えた。対戦者ABとどちらかの内通者を配置することで『あとだしじゃんけん』が成立する。対戦者Aが出そうと思ってる手を、対戦者Bの内通者がBに密告し、対戦者Bがその表示を見て必ず勝つという仕組みである。私は今回対戦者Aを担当した。
【プログラム】
対戦者Aのプログラムは以下のとおりである。
はじめに内通者とグループ11で繋がる。グループ11の由来は、吉留・小池・蓮子全員が11月生まれであることに由来する。対戦者Aはじゃんけんで出したい手に応じてボタンを押す。そうすると内通者に自分の手が伝わるというプログラムになっている。詳しく説明すると、グーを出したい場合はAボタンを押して数値0を送信し、チョキを出したい場合はBボタンを押して数値1を送信し、パーを出したい場合はAボタンとBボタンを同時に押して数値2を送信することになる。そのあとに自分のmicro:bitに出そうと思っている手が表示されることになる。
しかし、自分の手をわざわざmicro:bitに入力して、対戦者Bの内通者に情報が渡ってしまうという状況があるだろうか……。あるんです。では、実際に『あとだしじゃんけん』をやってみた動画を作成したのでご覧いただこう。
micro:bit映画『あとだしじゃんけん』
対戦者A:蓮子 督人
対戦者B:吉留 征吾
内通者:小池 満
撮影協力:中山 ひなの
【感想】
今回3人で協力してmicro:bitの遊びをつくるというのがとても難しかった。しかし、ボタンを押したりmicro:bitを揺すったりして信号を送り、LEDで表示させたり音を鳴らしたりして信号を受け取るという、授業で練習したものを存分に使用してつくることができたのでとても良いものができたと思うし、満足している。無線で繋がるというのはやっぱりわくわくする。また状況を設定するのが大変だった。3人の安っぽい名演技にも注目。
今回の制作を通じて、
一等ものづくり士官 蓮子督人は
【ものづくり少将】へ昇格した。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年5月20日
In 【終了】ものづくり入門2024
こんにちは。好きなつくり(部首)はほこづくり(戈)、ざっくりめりくりものづくり!蓮子です。僕は【おこのみキーホルダースタンド】を作りました。
【過程】
本来は、家にある小さい置物や小物を並べられるような、アクリル棚的なのを作ろうとしました。しかしレーザー加工や組み立てをしていく中で何度も失敗し、作ったものがにょぼっと折れてしまう度に僕の心もみひゃっと折れました。そこで、規模を落として自分が確実にできそうなものを作ろうと思い、前回製作したスマホスタンドや既に投稿されていたせいごくんの記事を参考にさせて頂きながら、別のものを作りました。
少々わかりにくいですがこんな感じです。
ここに小学校3年生のときに校外学習で買った星砂キーホルダーと、小学校の部活の先輩がくれたカービィ人形をひっかけました。左側の穴は、ちょうどGショックの時計がうまくはまるようになっています。使いようによっては、もっといろんなものを置いたり、引っかけたりでるので、自由度が高いというのが魅力になるのではないでしょうか。
【工夫点】
ほとんど「言い様によっては」という感じになってしまいますが、このスタンドを支えている板や、キーホルダーを引っかけられる2枚の小さな板がただ挟まっているだけなので長さを変えることができます。また穴に腕時計をはめることができるので、置時計として使うことができます。何よりこれをそばに置いておくとなんかテンションが上がると思います。
【作り方】
3種類のアクリルばん板で構成されています。
①10cm×15cm(時計穴:1cm×3.5cm)
②6cm×10cm
③1.5cm×5cm×2セット
また、アクリル板を通す穴の大きさは1.8mmで統一させました。2mmだとガバガバになり、1.7mmだときつくて割れてしまいます。
【感想】
心が綺麗に折れてしまいましたが、そこからもう一度自分が確実にできるものを考えて、完成の状態に持っていくことができて良かったです。もちろん、大きなものを作ってみるというのも大切ですが、等身大の力で確実に完成させるということも大事だと感じました。
【次回】
ものづくり士官:蓮子一士、昇級…!?
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年5月13日
In 【終了】ものづくり入門2024
こんにちは、蓮子です。突然ですが、あなたの運命は『はすこおみくじ』に委ねられることになったようです。拒否権は完売しました。
micro:bitをゆさぶるとLEDライトが光る仕組みになっています。光りかたは全部で4種類。『小さな◇』、『大きな◇』、『♡』、『✕』がそれぞれ4/10、3/10、2/10、1/10の確率で光ります。(小吉・中吉・大吉・凶のイメージです。)実際に『はすこおみくじ』で遊んでみた動画をとったのでご覧ください。音声あり。
【参考にしたサイト】
学びプラス『micro:bitの加速度センサーで簡単におみくじゲームを作ってみよう!』
⇒https://manabi-plus.jp/microbit-acceleration/
【改良点】
このサイトでは、乱数が0~2で設定されていて、3種類の形が同じ確率で光るようになっていたが、そこを改良して0~9の乱数を設定し、0~3のときに『小さな◇』、4~6のときに『大きな◇』、7~8のときに『♡』、9のときに『✕』という風に、4種類の形が異なる確率で光るように調整した。
ブロックの積み方はほぼサイトどおり。『もし~なら』ブロックの間に『~または~』ブロックを挿入して乱数が違っても同じ形に光る場合をプログラムした。
【応用編】
何人かでゲームをすることができる。『小さな◇』が出たら1点、『大きな◇』が出たら2点、『♡』が出たら3点、『✕』が出たら持ち点が0点になるというルールにして順番におみくじをふっていく。
自分のターンのときには【1回ふる】、【2回ふる】、【3回ふる】、【ふらない】のどれかを行うことができる。3周くらいして合計点が高い人が勝ち。
【感想】
はじめの接続がいちばん苦労した。おもしろい作品例がたくさんあって、いいのを見つけて改良するのはスムーズにできた。個人的に確率を変えたのは良い改良点だったのではないかと考えている。だが、作品として簡易的すぎたかもとも思った。もっと複雑なプログラムをすれば、もっとすごい作品ができるのではないかと思う。もちろん難しいだろうが、【ものづくりいけんじゃね】、【一等ものづくり士官】の称号を持つ僕ならいけるかも知れない。さあ、あなたの運命をはすこおみくじに委ねてみよう。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年5月02日
In 【終了】ものづくり入門2024
ついに手に入ったMyパソコン。それの充電が残り10%ほどになりながら、レーザー加工機への接続がうまくいかずにものすごーく焦りまくり、研究室の方のお力を借りてなんとか完成させました。それがこちらです。
千葉支部所属 ø2005-1123
蓮子 督人 一等ものづくり士官 IDカード
【こだわりポイント】
かっこいい!ものすごくかっこいい!愛着がわくという噂は本当らしいです。「なんかの組織に所属する人の隊員証」みたいなのを作りたいと思い、ところどころこだわりました。おなじみ階級っぽい星マーク、名前、メンバーコードのように羅列された生年月日。(空集合に意味はありません、形が好きなだけです。)
そしてなんといっても六角形のところ!顔写真が無かったので、僕にそっくりなやつをはめこみました。男子トイレでよく見かける気がします。あまったところに簡単なバーコードもつくりました。読み取れたとしても特に関係ありません。ぽい…!すごくぽい…!
【感想】
パソコンの電池の寿命が迫ってたのでちゃっちゃと作ろうとしたのですが、やり始めたらとにかく楽しくて最大限こだわってしまいました。自分の思い描いたものを設計して、さらに形として手元に残るというのにとても感動します。
一度、名前のところのパワーを10ではなく100にしてしまって穴あきになってしまいました。そのあといくつか修正して完成になりました。失敗したやつも載せときます。
これは作中で蓮子が死ぬという伏線か…!?これはこれでいいっすね。考察してみてください。とにかく楽しかったです。
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年4月22日
In 【終了】ものづくり入門2024
愛用しているグッズの写真
モデリングのスクリーンショット
15年くらい前からずっと使っている「おえかきせんせい」です。元々別のお絵かきボードを兄が使ってて、それを3歳の僕がぶんどりました。兄は新しいものを買ってもらい、僕はそれをぶんどりました。そうして15年間使い続けてるのがこれです。大学生になった今でもこれを使って絵を描くのが好きです。なんだかんだ最も長く愛用しているものです。いくら欠けても、壊れても、ボロボロになってもずっと使い続けてます。描いて消しての繰り返し、それが楽しいからこそ愛用しています。
そこまで立体感はないかもしれませんが、細かいところにこだわって作ったのでかなり大変でした。特に右側の欠けている部分がこだわりポイントです。大変でしたけど、楽しかったので苦じゃなかったです。
【実績解除】
「ものづくり苦手かも」の初期装備を外す
「ものづくりいけんじゃね」にレベルUP
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蓮子 督人
ものづくり少将
2024年4月14日
In 【終了】ものづくり入門2024
① 私がキュンキュンしたのは、ダンボールの工作チャンネル『つくるさん。Crafty Transformer-Cardboard DIY』さんの『Attack on Titan 進撃の巨人/ダンボールで超硬質ブレードをつくる』という動画です。
⇒https://youtu.be/EIEkrYLb_IAsi=NRekmGEza1fWI3Pk
見た目、機能共に完全再現クオリティでありながら素材がダンボールのみというのが驚きです。ブレードだけでなく、鞘も細かく作られているのもポイントが高いです。個人的に箱型にして立体感を出すのではなく、同じ形を何重にも重ねて厚みをつくるというのがすごいなと思いました。(工作界隈であるあるの手法だったら恥ずかしい)高校のときにちょっと真似して作ってみましたが月とスッポン、天と地、雲泥の差でした。とにかくとても難しい……。
見た目だけでなく、レバーを引く、射出できる等の機能もある程度再現されているのが神業だと思います。「立体起動装置」を作ったバージョンの動画もありました。概要欄を見るとブレードや装置を上手に扱うコツも原作にもとづきながら書かれているので、作品への愛も強い方なのだと思います。
② 私は不器用です。不器用な私には、「複雑な発明なんてできないよ……」というマインドが初期装備であります。ですがそんな私でも「ダンボール」という素材を聞いたことがあります。見たことがあります。さわったことがあります。簡単な素材でこれほどまで緻密に、この世にないものを再現された作品だからこそ魅力を感じたのだと思います。不器用だからこそ、純粋にすごいだけでなく、「ダンボールでこれ作っちゃうん!?」というびっくりがありました。
③ ものづくりは難しそうと思いますが、それ以上に楽しみです。柔軟でおもしろい発想をして、素敵な作品がつくれるように頑張ります。ふつつか者ですがよろしくお願いいたします。
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蓮子 督人
はすこまさと
その他
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