問題:私の家の電子レンジやオーブンの中に
は、時折温めたご飯や焼いたパンなど
が置き去りになっていることがありま
す。聞けば、母が忙しさ故に温めたこ
とを忘れてしまっているそうなので
す。確かに、主婦である母は一日家中
を歩き回って家事をしており、温めが
終わってレンジやオーブンが一度だけ
音を鳴らしても気が付かない日がある
のかもしれません。
解決策:micro:bitを用いて、「レンジのド
アの開閉があった時から一定時間経
つと音を鳴らして知らせてくれるタ
イマー」を作ろうと考えました。
micro:bitには傾斜感知機能がある
ため、「ロゴが下を向いたときから
数えて10分が経過すると音を鳴ら
す」といったプログラミングをする
ことも可能であるはずです。我が家
の電子レンジはドアが下に開くよう
になっており、このようにプログラ
ミングされたmicro:bitをドアに張
り付ければ、温めが終わっても10
分後、20分後にもう一度知らせて
くれます。こうすることで取り出し
忘れ防止になると考えました。
プログラミング:最初は論理ブロックだけで
タイマー機能を再現しよう
としたものの、結局わから
なかったため自分で調べま
した。調べたところ、変数
の「時間」ブロックと入力
の「稼働時間」ブロック、
そして「繰り返し」ブロッ
クがカギであることが分か
り、その仕組みがやっと理
解できました。また、写真
では時間の欄に600000
(ミリ秒)、つまり10分
と入力してありますが、動
作テストは傾けてから5秒
後にタイマーが鳴るという
設定で行いました。
参考サイトURL https://retax.work/2019/03/13/post-1434
動作テスト結果:動作させてみたところ、傾
けられてからしっかり5秒
後にタイマーが鳴ることが
確認できました。後は時間
を10分に設定しなおして
電子レンジに張り付ければ
完了です。
レンジで冷凍ご飯の塊をいくつか温めておいて、後でおかわりしようとレンジの中に放置した白米を私もよく忘れます。 このタイマーがあれば、私も忘れずに済んだかもしれません。 時間と稼働時間、繰り返しのブロックを理解しちゃいましたか。 では渡部くんに「時の魔術師」の称号をあげちゃいます。 これからは「時の魔術師・渡部」と名乗っていいですよ笑 ちなみに、レンジのものが空になったタイミングで繰り返しを止められたらもっと便利になると思います。 ぜひ改良を!