みなさんは,映画が好きですか?
私は超がつくほど好きです。
なかでも,007とかミッション・インポッシブルとかスパイが活躍する映画がお気に入りです。
スパイ映画のど派手なアクションシーンは見ていて楽しいです。でも,実は静かに潜入するシーンのほうが好きだったりします。そこで必ず出てくるのがセキュリティが厳しいゲート。指紋や網膜スキャンで開くゲートもあるけれど,やっぱりオーソドックスなのはカードキータイプですよね。
警備員にわざとぶつかったりして,その瞬間にサッと抜き取るあのシーンが好きです。
生成AIに「スパイ映画で主人公が警備員のカードキーを盗む瞬間」ってプロンプトで指示したらこんな画像がでてきました。まあ,こんなイメージです。
小学校のとき,真似してわざと人にぶつかって持ち物を取ろうとしたことがあります。やってみるとわかります。あれ,相当むずかしいです。話が脱線しました。
今回作った名札がこちらです(→)
そんな映画に出てくるカードキー風の名札です。
なかなかクールに仕上がって満足です。
■こだわりポイント①ー「QRコード」
バーコードとかQRコードが入ると,一気に「それっぽさ」が増します。それっぽいものを作りたいときはとりあえずQRコードとかバーコード風の模様を入れておきましょう。
■こだわりポイント②ー「ズラズラした文字」
文字がいっぱいあるだけで,これもまた「それっぽさ」を演出することができます。文字が小さくて読めない?良いんです。この作品はそういうの求めていません。視認性なんて二の次です。最優先しているのは「それっぽさ」なんです。入れる文字が思いつかない場合,適当な有効期限とかを設定しておきましょう。
■こだわりポイント③ー「Wi-Fiのマーク」
ただの木板をカットしただけなので,当然カードキーとしての役割は無いわけです。でも,Wi-Fiのマークを入れただけであら不思議。なんだかタッチしたくなるオーラを纏いましたね。
【レーザー加工機の設定】
■加工に使用した機械:FABOOL LASER CO2
■使用した素材:バスウッドの合板1.5mm
折ろうと思って曲げれば折れる強度ではあるものの,ちょっと使うぐらいには十分です。
何年も使うことを想定していません。
加工のパラメータは下記の通り。
■上下の塗りつぶし部分:スピード6000/パワー15/回数1/ハッチング0.1
■Wi-Fiのマーク:スピード4000/パワー20/回数1/ハッチング0.1
※Wi-Fiのマークをスピード6000でやったらキレイに出なかったのでスピードを落としました
■文字部分:スピード4000/パワー30/回数1/ハッチング0.1
■QRコード:スピード1200/パワー10/回数1/DPI254
※QRコードもスピードを早くしたところ読み取れなかったのでスピードを落としました
■切断部分:スピード600/パワー80/回数1
※裏面に焦げがついたのでもう少しスピードは上げてもいいかも
ちなみに,普段使いできる用のネームプレートも一緒につくりました。
なかなか良き仕上がりです。