私たちは数学の授業で扱う回転体を可視化できる装置を作ることとした。ICTを利用してタブレット等の画面内で回転体を作成することも可能だが、実際に物を回転させることで感じられるものもあるだろう。
機構はモーターの回転を円形の台座に伝え、台座上に回転させる軸と軸につけるものを用意するというシンプルなものだ。モーターを固定するために土台が要るために最初はアクリルや木材、段ボールやお菓子の箱で土台を作ろうと考えて居たが、最終的に発泡スチロールでモーターに合うような土台を用意した。(図1)
モーターにタイヤを取り付け、そのタイヤに円形の台座を固定し、台座に軸を差し込むようにすることで回転する軸を作成した。(図2)


(図1) (図2)
試作段階では折り紙を軸に貼り付け回転させてみたが、軸がぶれうまく回転体に見えるときとそうでないときとがある感じだった。(図3)
その後中西さんがストローと画用紙で図4のような回転させるものを作ってくれ、装置はひとまず完成となった。なお、使用した制御プログラムは図5,図6のものである。


(図3) (図4)


(図6)
(図5)