チーム推しの澤谷です。今回、私たちは授業内での話し合いの末、かっこいいペン立てを作ることに決まりました。発案は加治屋さんです。「刀掛けのようなペン立てがあったらかっこいい!ほしい!」とのことで、意見が一致しました。
実際に調べてみると、刀掛けをモチーフにしたペン立てはいくつか見つけることができました。話し合いの中で、中屋万年筆店*さんのように木材で作られている方が着色も容易で、レーザーカッターの加工時間短縮ができ、何よりかっこいい!という意見から木材で作ることになりました。また、中屋万年筆店さんの商品は丈夫なケヤキを用い、綺麗な木目を生かすことで高級感を作り出していました。よく視ると木材の厚さがあり、間の板を二本の間の重心となる場所に配置し、地面との接地面積が四か所でも十分支えられるように作られているように思いました。
*引用:https://www.nakaya.org/review.aspx?id=65&type=accessory
デザインはjwCADを使用して以下のようにしました。左右の板と間に入れる板には切込みを入れ、地面との接地面を多くすることで安定感がでるようにしました。
このデザインで木材で作った結果、差し込み用の切込みが思いのほか削れ過ぎてしまい、ぐらぐらで安定感が全くありませんでした。そこで木材を諦め、アクリル板で作ることにしました。同じデザインで2㎜のアクリル、出力速度、強さともに100で1回で充分でした。
以下が完成品です。アクリルだと削れすぎを防ぐことができ、木材よりも摩擦が少ないので分解、組み立てが容易になりました。この後、フェルトを周りに装飾して完成にしたいと思っています。
完成品は授業で!