夏が近くなってきましたね!!暑い日も日に日に増えてきました。そんな暑い日に欲しくなるのが「風」です。私は気温が高くても、日光が強くても、風さえ感じられれば心地よく生活できます。
そこで今回作ろうと考えたのは、自動的にうちわで扇いでくれる装置です。
装置の仕組みは、山口理生のつまようじ取り出し機からインスピレーションを受けてししおどしのような仕組みを採用しました。

動くうちわの支点となる部分は、力が逃げないように柄がぴったりはまりながらもある程度動かせるように製作しました。ここで、レーザーカッターで学んだパズルのつくり方を応用して、型紙のパーツを組み合わせています。

モーターの力でうちわを動かす箇所は紐を使ってそれぞれの柄を結びつけました。はじめは紐ではなく輪ゴムを使用しましたが、うちわの重量とモーターの力が予想したよりも大きく、ゴムが伸びてしまってうちわに力を伝えることができませんでした。紐に変えた際にも同じ原因で紐がほどけてしまったので接着剤で結び目を固めてあります。また、モーター本体を固定するのも難しく、型紙でしっかりとしたホルダーを製作する必要がありました。

プログラムは25℃以上を感知したときに一定の速度でモーターが繰り返し動くようにしました。止める際の合図は大きな音にしようと考えましたが、装置の稼動開始の条件が気温であるため止めてもすぐまたうごかしてしまいました。そこで、この機械は”自動で”動くことに重きを置いているため、停止の方法「電源を抜くこと」にしました。
完成品はやはり、風が弱い。しかしそれは小さなモーターではある程度仕方のないことだと思うので、この問題は「風」にひらがな二文字を足して「そよ風」にすることで解決しました。
しかし、実践共有に載せるために稼働している装置の動画を撮ろうとした時、悲劇は起こりました。装置が全く動かないのです。マイクロビットやモーター、電池などの様子を確認してみると、マイクロビットが熱い!!!とても熱い。「SPEAKER PROCESSOR」の左側のパーツから発熱していました。原因は長時間の稼動だと予想されます。そよ風製造機をを諦めて他の装置の製作を検討したり、またそよ風製造機うを作ったりと朝から今までぶっ続けで課題に取り組んでいたためだと思います。もちろん常に電池につないでいたわけではありませんが、それでも酷使してしまったのでしょう。
そう考えると、自動的に稼働するために常に電池に繋ぐのはマイクロビットの故障に繋がるため不可能だということにも気が付きました。次回はこのような機器のスペック面も含めて制作したいと思います。
課題提出を遅れてすみません。
優しい風が吹くのはいいんですが、モーターの「ウィンウィン」という音がうるさいんです(笑)
そうみたいですね。何に使われていたものなのかは分かりません(笑)
大きく動かす策として考えたのは、うちわの先端にちょっとした重りをつけてきちんと下まで振り降りるようにするとともに、柄を延長させ伸ばしたその先にモーターを取り付けて可動域を広げるというものです。
ですが今回は材料、時間がともに不足していたので実現できませんでした。
「そよ風」って響きいいですね。寝ている子どもにゆっくりと風を送ってあげるような優しさが「そよ風」という響きから感じられます。
装置の外装やモーターのホルダー,しっかりと作ってくれましたね〜。
これは木目調の段ボールですか?
ちなみに,このモーターでもうちわを大きく動かすことはやり方次第で十分可能だと思います。モーターの動力を別の方法でうちわに伝えることはできないでしょうか?