今回製作したのは、3種類のダイス機能を搭載した「TRPG用多機能ダイス~滅べまきびし君~」である。
私は趣味でTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)をすることがあるのだが、その際に使用するダイスの保管について悩まされていた。通常の6面ダイスなら特に気にする必要もないのだが、4面、8面といった特殊なダイスは床に落ちた際に足を攻撃する兵器となりうる危険性を秘めている。
(画像中央が4面、右上が8面ダイス。その凶悪極まりない形状がお分かりだろうか。)
その危険性を排除すべく、今回はmicro:bitでダイスを再現することにした。
今回は最も使用頻度の高い3つのダイスを割り振っている。Aボタンを押すと6面ダイスに、Bボタンを押すと8面ダイスに、A+Bボタンで100面ダイスになるように設計した。また、せっかくなので100面ダイスではファンブル(91~100の目が出ること)の時と、クリティカル(1~10の目が出ること)の時に自作のメロディーが鳴るようにした。
しかし、ここで一つ気になったのが出目の公平性である。きちんと確率通りになっているのだろうか。試しに300回100面ダイスを振ってみると、
1~10:29回(9.6%)
11~90:258回(86%)
91~100:13回(4.3%)
という結果になった。ややファンブルの範囲が出にくいようだが、これ以上工夫する方法が思いつかなかったので、出目が少し偏っただけだと思いたい。
http://fxconsulting.jp/gyanburu/kakuritunokihon/sikou.html
TRPG好きですか〜。実は私もです。アナログなボードゲームやらカードゲームをかなり買い漁りました。パンデミックの使い捨てバージョン「レガシー」が私はお気に入りです。篠崎君は何がお気に入りですか〜? よくぞ300回も検証してくれました笑 下記サイトによると1/100を検証するためには 1万回で±20パーセントの誤差 4万回で±10パーセントの誤差まで絞れるようです。 300回でこれぐらいバラけたのは結構いい方なんじゃ無いでしょうか?